こんばんは♪
当院は幅広い年齢層の患者様にご来院いただいています。
定期的に当院でメンテナンスさせていただいている90歳の患者様
今回は口周りが気になったきたということでヒアルロン酸をしました。
患者様が気になられていた口周りのしわは、口輪筋の収縮によるしわが顕著でした。
口周りは「口輪筋」といって名前の通り口の周りを取り囲んでいる筋肉があります。
(グラフィックス フェイス 臨床解剖図譜より引用)
口輪筋は口をうーっとすぼめる時に使う筋肉です(ストロー吸う時など)。口輪筋の大きい円が小さい円に収縮すると、口周りに放射線状にしわができます。
この動きを長年繰り返すと口周り 特に気にされることが多いのが上唇の上の縦じわ。深く皮膚に刻まれるようになると、年齢を感じさせる口元の印象が強くなってしまいます。
口の上の縦じわの原因は口輪筋の動きによるものなので、口輪筋(上唇の上)にボトックスを打つと改善されますが、口をすぼめたりストローを吸いにくくなるので、それが嫌な場合はヒアルロン酸を注入します。
本来、ボトックスは筋肉に作用する、ヒアルロン酸は筋肉には作用するのではなくボリュームを改善する、というものですが、
近年浸透しつつある考えであるヒアルロン酸における「myomodulation」(化学的ではなく機械的な筋肉の動きのコントロール)を意識すると、(筋肉の下にヒアルロン酸を注入すると筋肉は進展し筋収縮が促進され、筋肉の上にヒアルロン酸を注入すると筋収縮が低下する)
収縮を抑制したい上口唇の口輪筋の上の層にヒアルロン酸を入れ少し筋収縮が緩まればいいなぁという意識でヒアルロン酸を注入します。
もちろんボトックスによる効果のほうがぱきっと口輪筋収縮が抑えられますが、ヒアルロン酸でもけっこう良いと思います。(基本はボトックスは筋肉を緩める、ヒアルロン酸は形を整える、という認識でいいんですよ。えっ!ヒアルロン酸って筋肉には作用しないんじゃないの?とか思っておられた方や、もともとボトックスとヒアルロン酸の違いをご存知ない方にとってはややこしい話ですみません。あーなんか色々あって考えてるんやなーくらいで流していただいて結構です。)
それだけではなくメインはヒアルロン酸はボリュームロスの改善するので、単純にしわを浅くする、という効き方ですね。
口唇自体にヒアルロン酸を入れるのと、口の上の口輪筋の上の層にヒアルロン酸を入れ、かなり口周りのしわが改善しました。
ほか、気になられていた法令線やマリオネットライン、フェイスラインのたるみにも、それぞれ硬さの適したヒアルロン酸を注入。
口の下は骨、皮下組織、皮膚と3層に、それぞれ硬さの違うヒアルロン酸3種類をミルフィーユ状に注入し、とても良くなりました。
口から下においてもmyomodulationにて下向き筋肉を弱めるようにすると、フェイスラインのたるみが改善したり口角が上がったりします。
この患者様、「由美先生のええようにやってください」とおっしゃてお任せしてくださるのですが、凄いのはご自身でのアセスメントもとても的確でいらっしゃっていて、「あごの組織が減ってきているからしわたるみが目立ってきてると思います」や「そろそろこめかみも減ってきましたのでまた宜しくお願いします」など、仰る通りなので!!凄い(^^)
年齢を重ねてもおしゃれを楽しんだり美しく居たいなぁと、患者様をみて強く思うのでした。
あーー私もそうありたい♪
みき先生と新しいスクラブを着てみました↓
みき先生のお友達が作っておられる、「´SCOR」の新色Pale blue♪
お陰様で私もみき先生も大忙しで、奇跡的に撮れた一枚です。笑
たくさんのご来院ありがとうございました♪
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中山 由美