こんばんは。
「肌の再生医療」である「真皮線維芽細胞療法」に興味を持ってくださっている方が増えてきています。
真皮線維芽細胞療法は「再生医療第二医療機関」でしか受けることができないのですが、
当院は「再生医療第二医療機関」として認可されている医療機関です。
（私自身も受けていきたいから２年ほど前から開始しました。）
自分の血液と皮膚（耳の後ろから米粒大）を採取し、それをもとに厚生労働省許認可の専門施設であるセルバンクにて、真皮線維芽細胞を4,000万〜8,000万個にも培養・増殖し、それをお肌に注入することによって、シワやたるみを根本的に改善する方法です。
まず、真皮線維芽細胞とは何なのか、皮膚の構造から説明します。
皮膚は「表皮」と「真皮」から成り立っています。
皮膚のほとんど（９５％）を「真皮」が占めていて、皮膚のハリ・弾力・みずみずしさに関わっている皮膚の本体が「真皮」です。
真皮は、上図のように、網目状構造の「コラーゲン」、コラーゲンの網と網を支える「エラスチン」、その間を満たす「ヒアルロン酸」から成り立っており、それらを作る細胞が「真皮線維芽細胞」です。（ここでは「肌細胞」と呼びます。）
コラーゲンは肌のハリ（強度）、
エラスチンは肌の弾力、
ヒアルロン酸はみずみずしさに関わっていますが、
年齢とともに、コラーゲンもエラスチンもヒアルロン酸も減少してしまうので、
肌のハリ、弾力、みずみずしさが低下し、
しわやたるみが起こってきます。
真皮線維芽細胞療法は、これら（コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸）をつくる真皮線維芽細胞（肌細胞）を直接皮膚に注入することによって、根本的に皮膚のしわやたるみを予防・改善するという肌の再生医療です。
肌再生を促す治療は他にもいろいろありますが、
「肌細胞そのものを注入する」ということは、他治療とは一線を画している点であり、
皮膚再生系治療において最上級の治療といえると思います。
肌細胞（真皮線維芽細胞）を、ダーマシャインプロ（水光注射）の機械でお肌に注入したり、手打ちで細かく注入していきます。
初回と２回目は２週間間隔で行い、その後は１年に一回です。
顔だけではなく、首や手に行うこともできます。
私も毎年受けていますが、肌再生系治療の中では一番効果を感じます。
キュっと引き締まり感と肌が綺麗になる実感があり、続けていくのが楽しみです♪
自然なアンチエイジングがお好みの方におすすめです。
気になる方はご相談くださいね(^^)
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中山 由美