こんにちは。
ボトックスを受けたことのない方は、ボトックスに対して “怖い” というイメージを持っておられることが割とあるように思います。
そう感じるのは、「ボトックスって、笑えなくなったり、能面のように無表情になりませんか?」という質問を受けたりするからです。
おそらくネットやテレビなどメディアの情報を通じて、ボトックスに対して悪いイメージを持たれているのでしょう。とても良い治療なのに、多くの人々に悪いイメージが根付いているという事がとても残念です。
残念がっているだけでは仕方がないので…
私の大好きなボトックス治療について、正しい情報をお伝えさせていただきますね(^^)♪
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1080144014704760383-768x1024.jpg)
ボトックスはとても単純明快な治療で、目的とする筋肉に何単位(ボトックスの量)入れるかによって結果(治療効果)が決まります。
「効かせたい筋肉に適度に効かせる。」
ただそれだけです。
「位置」と「量」。
違う筋肉に効かせてもいけないし、ボトックスの量が多すぎてもいけないです。
つまり、ボトックス治療の効果は医師の裁量によるものであり、ボトックスすること自体で笑えなくなったり能面のように無表情になったり…などということはないです!もしそうなるのなら、よっぽど打ち方が悪いということです。知識と技術を持った医師によるボトックス治療は、笑えなくなったり能面のように無表情になることは絶対ありません。
(医師は) 目的としない筋肉に入れないということと、量が多過ぎないようにしないということに気を付けて行わないといけません。
例えば、おでこの横じわ。
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1080048714704580327.jpg)
(シワ寄せの状態ではなく、普通に前を向いてもらっている状態で撮影しています。)
原因となる筋肉は、「前頭筋(ぜんとうきん)」です。額に縦に走っている筋肉です。
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1080048714704580337.jpg)
おでこの横じわがある人は、前頭筋が強い人です。
前頭筋は収縮すると上方向へ引き上げられ、おでこに横じわが入ります。
普通に前を向いているだけなのに常におでこに横じわがある人は、常に前頭筋が収縮している、ということです。
前頭筋の動き(収縮)を抑える為に、前頭筋に適切量のボトックスを打ちます。ボトックスは筋肉の動き(収縮)を抑える作用です。
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何単位打つかは、その人の筋肉の動き方を診て決めます。
2週間後
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1054052614704580363.jpg)
前頭筋の収縮が抑えられて、おでこの横じわが改善しました。
上が施術前、下がボトックス2週間後
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1080107014704580375.jpg)
綺麗になりましたね♪
この時に、ボトックスの量がその人にとって多い場合だと、目が重くなります。
なぜかというと…
眼瞼下垂のある人は目を開ける筋肉が弱っている代わりに、代償的に額の筋肉(前頭筋)で目を開けています。
そのため、額(前頭筋)のボトックスで額の動きを止め過ぎると、目が開けられなくなるのです。
なので、額のボトックスを行う場合は、眼瞼下垂の程度や額の筋肉の使い方をよく診て、量や打つ場所を決める必要があります。
目が重くならない程度の量にすることと、額の下方まで全部止めようとすると重くなるので攻めすぎないようにします。
どの部位のボトックスでもそうですが、多くて効きすぎることが一番困るので、オーバーにはならないようにして、2週間後にチェックして、足りなければ足すようにしています(^^)
ボトックスは2〜3日目から効き始め、2週間後にしっかり効くので、2週間後のチェックです。
ボトックスはどんなシワでも治療できるわけではなくて、筋肉(顔面表情筋といいます)の動きによるシワが適応です。
なので、法令線やマリオネットラインは筋肉の動きによるものではなく、たるみによるシワなので、法令線やマリオネットラインに対してはボトックスではなく、ヒアルロン酸リフトなどのたるみ治療をします。
ボトックスが適応となるシワは、
眉間の縦じわ→皺尾筋(すうびきん)
額の横じわ→前頭筋(ぜんとうきん)
目尻のしわ(カラスの足跡)→眼輪筋(がんりんきん)
あごの梅干しじわ→オトガイ筋
鼻の横じわ→鼻根筋(びこんきん)
そのほか、シワというわけではないですが、
エラを小さくして小顔にする→咬筋(こうきん)
口角を上げる→口角下制筋(こうかくかせいきん)
フェイスラインを上げる(ボトックスリフト)→広頚筋(こうけいきん)
等にも使います。
![](https://www.yumi-beauty.jp/blog/wp-content/uploads/2024/11/o1080074714704765611.jpg)
眉間のしわを止める目的で皺尾筋を狙ったつもりがその深部の前頭筋に入れてしまうと目が重くなる、
口角を上げるのに口角下制筋を狙ったつもりが口輪筋に入れてしまうと口が閉じれなくなる、
など医師は気を付けるべきポイントが色々とあります。
ボトックスはシワの改善、さらにはシワが皮膚に刻まれるのを予防する効果もあるので、見た目年齢を若くキープできるところがいいところです♪
誰にも気付かれずに若さをキープしてくれます♪
私も定期的に自分自身の顔にボトックスしていますし、ほんとに無くてはならない存在です。笑笑
ボトックス無しなんて考えられない(^^)
またボトックスの素晴らしさをお伝えさせていただきますね♪
いつも読んでくださってありがとうございます(^^)
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