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【ゆみ美容皮膚科クリニック】

新しいボトックス「コアトックス」を試してみました☆

こんにちは。

 

 

そろそろ私の眉間のシワ、その他諸々… 出てきたので、前から気になっていた新しいボトックス製剤「コアトックス」を試してみました(^^)

 

 

「コアトックス」の特徴としては2つです。

 

 

コアトックスの特徴1

「複合タンパク」が含まれていない。

 

→ボトックスに対する抗体が出来にくいので、定期的にボトックスを受けていてボトックスが効かなくなるのが嫌な人におススメ。

(↑これ私です!! )

 

 

 

コアトックスの特徴2

多くのボトックス製剤に含まれている「ヒト血清アルブミン」が含まれていない。

 

→動物由来成分による副作用(例えば未知の感染症に罹患するなど)が気になる人におススメ。

 

 

 

今のところ、①も②も満たすボトックス製剤はコアトックスだけです!!

(※複合タンパクがほぼ含まれていないボトックス製剤には「ゼオミン」がありますが、これにはヒト血清アルブミンは含まれています。

※ヒト血清アルブミンが含まれていないボトックス製剤は他に「イノトックス」がありますが、これには複合タンパクは含まれています。)

 

 

 

私の顔にコアトックス打ったので、力価(ボトックスの効き方)、その他気になることがないか見せて頂いて、良ければ導入を考えています♪

 

今回打った箇所はこちら。

 

 

眉間12単位、目尻16単位、鼻4単位、アゴ4単位、エラ40単位、ボトックスリフト&プラティスマバンド16単位→合計92単位!!

 

前回から3ヶ月少しでこんだけの量打つのなら、私、抗体ハイリスク群ですよね。。。コアトックスじゃないと心配なくらい!

 

 

 

「複合タンパク」や「ヒト血清アルブミン」について、もう少し詳しく。以下長くなるので、興味のある方だけ読んでみてくださいね(^^)

 

 

 

1:「複合タンパク」について

ボトックス製剤には各社メーカー、製品によって様々な量の「複合タンパク」が含まれていますが、これがボトックスの効果を段々と抑制してしまう「抗体」の原因とされています。

 

ボトックスを定期的に継続して行う場合は、使用するボトックスの量が多かったり、投与期間の間隔が短いと、ごく稀にボトックスに対する抗体ができるリスクがあります。

 

それでもし抗体が一度出来てしまうと、それ以降は一生、ボトックスを注射しても効かなくなってしまいます。その為、投与間隔は3~4ヶ月はあけることが推奨されています。

 

ちなみに、ジストニアや脳梗塞後遺症の手足の筋肉の痙縮改善目的で一回に200単位ほどの多量のボトックスを投与する場合においては、ボトックスに対する抗体ができるリスクは10~15%となっており、まぁまぁの高率ですよね。。

 

顔のシワ改善などの美容目的の場合は、それに比べるとずいぶん使用量が少ないので、もっともっと確率は低くはなりますが、ごく稀には抗体が出来ることがあります。

 

 

 

2:「ヒト血清アルブミン」について

コアトックスとイノトックス以外のボトックス製剤には「ヒト血清アルブミン」が含まれており、それによってボトックスの力価(効力)を安定させていますが、

 

コアトックスとイノトックスはヒト血清アルブミンではなく、L-メチオニンとポリソルベートという成分により力価を安定させています。これらはFDAで承認されている、安全性の高い成分です。

 

抗体が出来にくくて、安全性を配慮したコアトックス、良さそうですよね♪

 

 

 

 

 

 

導入する際は、価格と共にお伝えさせていただきますね(^^)

 

 

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中山 由美

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