こんばんは!!
お顔の診察時に時々見受けられること。
お顔の外側のほうに境界線がある方がおられます。
こんな感じで
お顔の内側は黒く、外側のほうだけが白くなっている!!
患者さまに鏡を持っていただきます。
「ここから内側は黒くて、ここから外側は白くなっています。ほらここに境界線あるの、分かります?」
と言って、確認してもらいます。
そしたら100%、「えー!ホントですね!今まで気付かなかったー!」と皆さん言われます。
(診せていただかないときちんとした診断はできかねますが、) その場合は肝斑であることが多いです。
このように、境界線が比較的ハッキリとしている肝斑の場合、その原因として考えられるのは、摩擦です!!!
基本的に、皮膚は摩擦がかかると茶色くなります。
「摩擦しているところは黒くなるので、摩擦のかかるお顔の内側が黒くなってしまって、あまり摩擦がかからないお顔の外側は白いままなのです。だから本来のお肌の色は白いところの色なんですよ。」
と患者さまにお伝えすると、
「えーー知らなかった!そうなんですねー!!」
とビックリされます。
知っているのと知らないのとでは、今後のお肌が大違い。
お顔を洗う時、基礎化粧品を塗る時、メイクする時、これら全て摩擦になります!!
だから極端なこと言えば、これらの行為を全て止めれば綺麗に治ります!!と言いたいところなのですが、女性はそうもいかないですもんね。メイクして綺麗で居たいし♪
なので、極力摩擦のかからない洗顔法、スキンケア、メイク法に変えて頂くと、改善してお肌が白くなります!!
「ゴシゴシしてない。私。」とご自身で思っていてもお肌黒くなっている人の場合は、まず、摩擦の定義が甘い場合が多いです。
手や指を顔に置いて位置をずらした(滑らせた)時点でもうそれは摩擦です。
でもメイク落とす時、洗顔の時はそうせざるを得ないですよね。
だからクレンジング剤、洗顔フォーム(泡タイプがおススメ)が手と顔の間にたっぷりあったほうが良いです。ケチって量が少ないと摩擦が増えます。
それと、馴染ませるのはいいけど、決してゴシゴシはしないこと。ゴシゴシしなくても毎日洗顔していたら汚れは取れます。
基礎化粧品を塗る時、メイクする時は、できればポンポンとつけてください。つまり指を顔の上で滑らせないということ。滑らせるよりもポンポンの方がマシです。それも強い力でポンポンはダメですよ。優しく、優し〜く。お肌はデリケートであるということを忘れないでください
摩擦の定義を厳しく考えていただければ、お肌は必ず綺麗になります!!(^^)
それと肝斑なのならば、内服薬(ビタミンCとトラネキサム酸)は必須です!!真面目に飲んで頂くと効きます!!レーザーするならピコシュアトーニングですね!
顔色がくすんでいるor黒いと感じている方、肝斑かも?!と思っている方は、お顔の外側に境界線がないかどうか、チェックしてみてくださいね(^^)
いつも読んでくださってありがとうございます(^^)
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